ミエ ニ ミニ旅行🚞
ちょっと久しぶりに日記代わりの投稿です。
昨日9月17日は弾丸、三重県菰野町へ行ってきました🚞
地下鉄と近鉄をガタンゴトン1時間半ほど湯の山温泉駅まで、
降りたまちは緑に囲まれ川が流れ、湿気の多い、そんな場所でした☔️
菰野ピアノ歴史館🎹へ、私が4年ほど前から(!)たまにお世話になっているカメラマンさんのイベントに少し参加させて頂く形で伺いました。
①博物館の体験の話ちょこっと
②きょう演奏したときのこと、聞いて聞いて
①菰野ピアノ歴史館🎹
以前からこの場所は気になっていました。
珍しいピアノがズラーっと並んでいて、奥にはアトリエがありぐるぐる巻きの弦、ガタガタの鍵盤、古いピアノを調整する作業場が広がっていました。
中でもお気に入りはやっぱりこの2つ
ドビュッシーの「すべてのピアノの音楽はベヒシュタインのために書かれるべきだ。」という有名な言葉がありますが
版画(パゴダ)を少し弾いてきました。
丸いけれどどこかかたい、硬いというよりギュッと丸めた粘土を机に落とす感じ🫳
な音がしました。
そしてこれまた有名なプレイエル
なんと言ってもショパンですヨネ
ノクターンやソナタ3番の第2主題を少し弾きました
この日の気候や湿度の影響もあると思いますが、このピアノはペダルをあまり踏まなくても横へ横へと音が繋がっていく感じがするのです。
ピアノの脚もかわいいでしょ🦵
②スタインウェイで演奏させて頂きました
メインイベントは、3曲演奏させて頂き被写体になることでした。
今日はおそらく約10人ほどの方が聴いてくださっていたのですが「聴きやすい有名な曲を」とのことだったので何を弾こうか、行きの電車で考えていたところ
「ファリャの火祭り、いいのでは笑」
と少し内心ニヤニヤしながら決めました。
他にショパンのノクターンやブラームスのワルツも弾いたのですが、
せっかく良いピアノで普段クラシックにあまり触れない方が聴いて下さるなら何かお土産になるような体験を、と思い
そんなに有名じゃないであろうこの曲を選びました。
すると聴いて下さった方からのすごくありがたいコメント、
他にショパンのノクターンやブラームスのワルツも弾いたのですが、
せっかく良いピアノで普段クラシックにあまり触れない方が聴いて下さるなら何かお土産になるような体験を、と思い
そんなに有名じゃないであろうこの曲を選びました。
すると聴いて下さった方からのすごくありがたいコメント、
「昔、スペイン旅行に行ったことがあったのですがその時を思い出しました。あれなんていう曲?また聴きたいわ」
……です。(;o;)
これは演奏家冥利に尽きる、1番の感想だと思うのです
「私がやりたいこと」は、作曲者の想い・思想を残された作品から汲み取る(その奏法、実際でた音楽に自分の考え方が現れる)ことだけではなく、
聴いてくださった方が
その方自身の経験や、感情を思い出すことができる時間を与えること。
つまり、1人になれる時間を音楽で手渡すこと
だということを思い出しました。
というか…むしろそっちの方が大事かも😅
作品を聴いて音楽の歴史の素晴らしさを教えたいというよりは、
素晴らしい音楽、誰かが本気で遺した作品の力をお借りして(とか言ったら反論もありそうです。ネ)、
何か豊かな心になれる時間の手助けをしたい。
と久しぶりに、ひとり静かに(笑)熱くなりました。
この話は昨日帰宅してから、仲間と話しながら気づかされたことです。
仲間は、同じ意見になって気持ちがいいだけでなく、考えが違ってそのギャップを楽しめ自分を知ることができることも醍醐味だと思います。
いつも感謝です。🌼
かわいいお土産も買いました笑
9月の本番はひと段落したし、とても素敵な体験ができたし、また次なるチャレンジに✊走り出せそうです😋
一緒に行ってくれた響ちゃんもありがとう💕
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