ちょこっと音楽綴り⑥自分をProbeする
練習
ってなんのためだろうか?…
練習とひとことで言っても、色々ある
「本番または打ち合わせまでに自分の担当パートを弾けるようになること」
「楽譜を読み込んで考えを作ってくること」
「自分が自分の好きな曲を自分の好きな音で弾き、それを聴くことを楽しむこと」
「1人で自分の表現を探すこと」
…
でもこのところ私が最も欠けていて、大事なことだと思い始めているのが
「自分にお稽古をつけること」
実はこんなところにもヒントが書いてた。
"夜間のレッスンには特に気を配りましょう。"
小さい頃これを見つけた時、「レッスンてなんだよ〜!わたしは先生じゃないも〜ん!」と思いながらピアノの片隅に置いた。
でもこのところ
・ピアニストは指揮者と同じような意識でいなければならない
・つまり音楽を自分で読み取り、自分で構築していかなければならない(しかも完全に1人で!!)
と考えていく中で、
つまり練習という時間は、自分に稽古をつけなくてはならない
とわかったのだった。
だから、自分を"Probe(独:稽古、オペラの稽古)する"こと
この意識がないと、上達への道はないのだと思う
最近師匠に指摘された骨の話。
あなたはもっと身体に興味を持ちなさい。
そのままではその指は、ただの肉のカタマリよ!
…だそう。😅🤣
なので、試しに意識をこの骨に持っていけるようにシールを貼って練習してみた。
おまけとしては、"自分をお稽古"と言うと、
普段の生活もそう言える。
自分という存在を、
自分の海の中に潜った状態で空を見上げるのではなくて(→進むべき方向がわからない、不自由)
他人、空、みたいに自分からは離れた場所から「操縦する」みたいな感覚はどうだろうか。
「導いてあげる」はどうか。
自分の生活をどう送っていきたいか、よく声を聞いて導いてあげるように過ごしていきたい。
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