「ユハの叫び」
昨日3月5日、初めて「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ」を鑑賞しました
今回は演出がかなり変わったもので、その表現方法について感じることはまた別にあったのですが
なにせカヴァレリアの音楽の余韻がすごい
どうしたらそんな、その瞬間の声に魂を授けられるのよ、と
正直これまで 演奏において、私は「ガッツがきいてるね〜」とか言われることは
馬鹿にされているのではないかと思いあまり好きではありませんでした
意欲だけが取り上げられて中身の骨組みや味わいが無いなんて、そんな馬鹿みたいなことはないと思ってたからです
でもひとつ、「叫び」は大きなテーマかもしれないと、このオペラの楽曲を聴きながら感じました
文章、演奏、指導、会話、なににだって
心の奥底の叫びがみんな聞きたいわけです、
私のコンサートに来る人は、私が失敗するところを笑いに行きたいのではなく、音楽史の勉強をしたいわけもなく、
演奏者や作曲家の心の叫び(が表現された演奏)を聴きたい、そしてそれを聴きながら自分(お客さん自身)の心の中にある感情を掘り起こしたり眺めたりしたい
のかもなと、思うと
なおさら、はんぱなきもちではやれません・・・
ふあ、また、そんなことができるのか、と不安になってきた・・・
でもカヴァレリア聴いてたらいける気さえ、してきました・・
歌の皆さまから、学びます。ワタシ。
お酒のみたいな〜
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